この記事では、スコッティ・キャメロンの最高傑作について書いています。
ゴルフをやっている方なら、スコッティ・キャメロンと聞けば高級パターであることは知っているかと思います。
ですが、パター専門ブランドだけあって、モデルなどが非常に多く、どのような種類があるのかがわからない人もいるかと思います。
今回は、スコッティ・キャメロンを欲しいと思っているけど、ザッとシリーズごとに違いを知りたいという方や、なぜスコッティ・キャメロンがツアープロに選ばれるのか?を知りたいという方のために解説していきます。
最後には、スコッティ・キャメロンの最高傑作もご紹介しますので是非参考にしてみてください。
スコッティキャメロンはどんなブランド?特徴は?
スコッティ・キャメロンは、アメリカのパター職人の名前がそのままついたブランドです。
彼は若い頃に有名なパターメーカーに就職していた経験を生かして、1992年に自身のブランドを立ち上げました。
一般的なステンレスのみならず、GSS(ジャーマン・ステンレス・スチール)といった限りなく厳選された素材が使用されており、その機能美はパター界における最高峰のクラフトマンシップといっても過言ではありません。
その緻密な削り出し(ミーリング)が唯一無二の打感を生み出し、わずかな重量配分の要望も取り込むことが出来るため、多くのツアープロに受け入れられ愛されています。
スコッティ・キャメロンはその精巧さ故に非常に高価で、発売当時は日本でもあまり売れていなかったという背景もありました。
そんなスコッティ・キャメロンが日本でも一躍有名になったのは、タイガー・ウッズのおかげでもあります。
タイガーがスコッティ・キャメロンを使用し始めた頃、1997年のマスターズで初優勝したことをきっかけにトップブランドとして認知され、日本でも爆発的に人気が出るようになったことも大きなエピソードの1つです。
当時タイガーは1997年登場の「トレリウム」というブレード型パターを使用していましたが、改良を重ねながら現在の最新モデルにまで受け継がれています。
スコッティ・キャメロンはどんなクラブがある?
スコッティ・キャメロンは、超王道のブレード型パターから、近年主流になりつつある大型マレットパターなど、幅広い型のパターを製作しています。
種類が多く、同名のモデルでもシリーズによって性能が違うこともあって違いが分かりづらいので、まずは大枠のシリーズを覚えましょう。
現行のスコッティ・キャメロンは大きく分けて2つのシリーズに分かれているのが特徴です。
STUDIO STYLE(スタジオスタイル)
STUDIO STYLEシリーズは、ブランド登場以来長年に渡って改良を積み重ね、繰り返しリリースされてきたおなじみの代表シリーズです。
最新のSTUDIO STYLEは、2025年に完全新設計となる新たな12モデルを発表しました。
主にオーソドックスなブレード型と、ミッドマレット型のパターを中心に展開しているシリーズで、誰でも使いやすく安定的なストロークがしやすいことが特徴です。
| シリーズ | 代表モデル | 特徴 |
|---|---|---|
| ewport | Newport | シリーズを代表する定番ブレードパター。 ニューポート2は、より角型を強調し視覚的にターゲットに対して垂直に構えやすく改良。 ソール幅をより広くしたワイドブレード「プラス」もラインナップ。 |
| Newport + | ||
| Newport 2 | ||
| Newport 2+ | ||
| Newport 2.5+ | ||
| Squareback | Squareback | シャープな角型を強調したミッドマレット型パター。 視覚的にブレード型に近い感覚でありながら高い直進性を実現。 より安定したストロークを実現するための38インチ(ロング)サイズも用意。 |
| Squareback 2 | ||
| Squareback 2 Long Design | ||
| Fastback | Fastback | フェースバランスに近づけた安定感のあるミッドマレット。 通常のベントネック以外にも、「1.5」のショートスラントネックや、クランクネックの「2」があります。 より安定したストロークを実現するための38インチ(ロング)サイズも用意。 |
| Fastback 1.5 | ||
| Fastback 2 | ||
| Fastback2 Long Design | ||
| Catalina | Catalina | 303ステンレススチールから精密に削り出された、シンプルなL字ブレードパター。 ニューポート プラスと同じ幅の設計ですが、ソールプレートがない単一金属であることがポイント。 |
| Del Mar | Del Mar | 303ステンレススチールから精密に削り出された、シンプルなL字マレットパター。 同型のオデッセイ#9とよく比較されますが、単一金属によるダイレクトなフィーリングがポイント。 |
| Santa Fe | Santa Fe | 30年以上にわたり支持されてきたクラシックモデルをベースにした、Newportスタイルのヘッド形状。 ヘッドはやや丸みを帯び、ベンドされたフローネックを採用。 これによりトウ側が開閉しやすく、インパクトゾーンで自然なアークが実現しやすいパター。 |
PHANTOM(ファントム)
PHANTOMシリーズは、大型マレットを主流とした高慣性モーメントが特徴のパターです。
そこから改良を重ね、2005年には「Fortura PHANTOM」を発売。
2015年からは、これまで金属素材のみで作り上げていたものを異素材を組み合わせる新設計に変更した「PHANTOM X」シリーズを展開。
このPHANTOM特有の大型ヘッドが生み出す高MOI特性と、複数の素材を組み合わせたマルチマテリアル構造は、ミスヒットへの許容度と安定性を非常に高くしました。
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| シリーズ | 代表モデル | 特徴 |
|---|---|---|
| Phantom 3 | Phantom 3.2 | スコッティ・キャメロンならではのクラシックなミッドマレットで、現代のテクノロジーにより性能進化させたモデルです。 |
| Phantom 5 | Phantom 5 Phantom 5.2 Phantom 5.5 |
象徴的なウィングデザインをさらに進化させ、より深みのあるフェース、繊細に丸みを帯びた輪郭が特徴。 ソフトな打音と打感を生み出すフルフェースの「スタジオ カーボンスチール インサート」を新たに搭載。 |
| Phantom 5 OC (オンセットセンター) |
シャフトをパターの重心線上にまっすぐ装着したオンセットセンター構造。 極めて高い安定性とロートルクパフォーマンスを実現。 |
|
| Phantom 5 OC Spec III | 数量限定品。 グリップ、シャフトまでオールブラックフィニッシュで仕上げた特別仕様。 |
|
| Phantom 7 | Phantom 7 Phantom 7.2 Phantom 7.5 |
オデッセイ#7を彷彿とさせるオーソドックスなツノ型ヘッド。 長く鋭いウィングとブレードのようなトップラインが、シャープで洗練されたルックスとやさしさを両立。 |
| Phantom 9 | Phantom 9R Phantom 9.2R |
先進的なエアロスペース発想から生まれた、モダンマレット。 「R」はRoundedの意味。 最小限のトウフローで、ストレートに近いストロークを実現する。 |
| Phantom 11 | Phantom 11 Phantom 11.5 Phantom 11R OC Spec III (オンセットセンター) |
高MOIを実現するウイングバック設計とマルチマテリアル構造が特徴。 精密削り出しの303ステンレススチールと軽量な6061エアクラフトアルミニウムを組み合わせたヘッド。 ストロークの軌道が直線的で、最大限の安定性と寛容性を実現する。 |
| Phantom 12 | Phantom 12 | シリーズ最高レベルの慣性モーメント。 Phantomシリーズの中では最も深く低い重心位置を実現し、ミスへの寛容性を最大限に高めている。 |
パターの名前の後についている数字は何?
パターの名前についている数字は、ネックの形状を意味しています。
例えば、整数の「2、5、7」といったものであれば、あまりヘッドがターンしにくいフェースバランスのネック形状。
「3.2、5.2、7.2」といった「〇.2」と表記されたものは、程よくヘッドターンするバランス型。
「2.5、5.5」といった「〇.5」と表記されたものは、フェースの開閉のしやすさを求める人に適したショートネックのパターとなっています。
「プラス」は、やさしさを加えた良いとこ取りモデル!
スコッティ・キャメロンのパターは、ソールを、たった5mmだけ幅広設計にしたモデルも揃えています。
例えばブレードタイプのパターの「ニューポート」では、「ニューポート+」というものがあります。
このたった5mm幅広ソールになることで、より慣性モーメントを高めることができるためミスヒットに強くなり、マレットのような安心感が生まれるメリットがあります。
その分、操作性はやや落ちるので、自分のストロークやパターの感性に合わせて選ぶと良いでしょう。
スコッティ・キャメロンの最高傑作はどれ?

私が考えるスコッティ・キャメロンの最高傑作は「Newport 2(ニューポート2) 2025年モデル」です!
王道のブレード型にして最高峰のパターが「ニューポート2」です。
タイガー・ウッズも長きにわたってエースパターとして愛用していたニューポート2ですが、最新モデルに搭載されたのが、フェース面に採用された「スタジオ・カーボン・スチール(SCS)インサート」です。
これまでのキャメロンパターは金属の塊を削り出したソリッドな打感を特徴としていました。
しかし、このSCSインサートは現代的なソフトな打感を実現しつつも、はっきりとしたフィードバックを得ることが可能です。
打感はソフトでも、フェースのどこに当たったか?芯をとらえたか?トゥ・ヒールのどちら側に当たったか?がわかるパターは多くありません。
この手に伝わる明確なフィードバックがあるからこそ、スコッティ・キャメロンはツアープロに選ばれ続けるんです。
また、トゥ・ヒール側のそれぞれに配置されたウェイトは、シャフトの長さごとに重量配分を最適化し、ブレードパターの弱点であったミスへの弱さを克服。
このようなクラシカルなブレードパターは上級者向けで難しいというイメージがありますが、このようなフィードバックが強く出るパターは、ストロークの一貫性を求めるのであれば最高のパートナーとなります。
Newport2は、伝統と現代エッセンスをマッチングさせた最高峰パターです。
まとめ
スコッティ・キャメロンは、ブレード・ミッドマレットを中心とした「STUDIO STYLE」と、高慣性モーメントを実現した大型マレット中心の「PHANTOM」にシリーズが分かれています。
シンプルな王道パターを選びたければ「STUDIO STYLEシリーズ」、現代的なテクノロジーをふんだんに盛り込んだ大型マレットであれば「PHANTOMシリーズ」をおすすめします。
発想力豊かなパター職人ならではの確かな機能美は、圧倒的な所有欲を満たしてくれるブランドです。
必ずあなたのゴルフライフを充実させてくれる1本と出会えるはずですので、是非参考にしてみてください。


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