2016.5.23
スロースターターの池田勇太に異変が!? ファッション改革で今年こそ賞金王だ!

こんにちは、
日本の男子プロツアー開幕から約2ヶ月。超ロケットスタートを見せたのは昨年の賞金王キム・キョンテの兄貴(なんか見た目が兄貴っぽくて…)。
優勝→2位→優勝と出場3試合で2勝という、まさに”鬼”の強さ。ところで”鬼”なんて異名で呼ばれてますが、実はとっても良い人。
中日クラウンズの試合後、優勝を目前に崩れた片岡大育プロを気遣ったりして…(こんな優しさも兄貴っぽい)。そんな良い人だとつい応援したくもなるんですが、今年はできれば日本人賞金王の誕生を!と願うのは私だけではないはず…(女子も外国勢が強いですからね)。

そんなキョンテ兄貴を追いかける一番手は誰か。気になるところですよね。ちょっと考えてみました。
まずは昨年の賞金ランキング2位の宮里優作プロ。選手会長就任で出遅れ中ですが、どうでしょうか。
それから現在売り出し中の若手2人、永野竜太郎プロと片岡大育プロ。現在、賞金ランキング5位&6位のコンビ。化けますかねえ。
それとも昨年不調で復活が待たれる中年の星、元賞金王、藤田寛之プロか…。もちろん永久シードの片山晋呉プロや、小田孔明プロ、谷原秀人プロに近藤共弘プロ…うーん、気になる人はたくさんいます。
しかーし、今年私がいろんな意味で最も注目し、キョンテ兄貴の対抗馬、賞金王筆頭に挙げたいのはなんと言っても日本ゴルフ界の”若大将”池田勇太プロです。

今年の池田勇太プロといえば、まずは誰もが驚いた爽やかなファッションへの大変身。いやいや前のファッションが爽やかじゃないとは言ってないですよ。いや、どうだろう。それは個人的趣味の問題ですが…。
でも、あの3タックへのこだわりは今の時代に”個性的に魅せる”という部分では強いプロ意識(?)が感じられましたよね。
そんな池田勇太プロだからこその、爽やかなファッションへの大変身、いや大変貌のインパクトはすごかった。
後姿…はじめは誰だかわかりませんでした(今までの彼なら一目でわかりましたが、なんだか歩き方まで変わったような気がして…)。それがよ~く見ると”若大将”で、おまけによく似合っていてカッコいい。ノータックのマスターバニーのウェアに身を包み、角刈りじゃなく髪を伸ばしたりして。
いやあ、本当に驚きましたよね(マスターバニーの開幕前の発表会を見逃していたので、衝撃だったんですよ)。

んでもって、さらに驚いたのが春先からのエンジン全開です(大事なのはココです!)。だいたい池田勇太プロはといえば、”夏以降の男”。いわゆるスロースターターなんですね。とくに選手会長だったここ3年は、春先はなかなか調子が出なかった。ここ3年の開幕から5試合の順位はこんな感じです。
2013年
位
位
位
権
位
2014年
位
落ち
落ち
落ち
位
2015年
位
位
落ち
落ち
位
どうです? お世辞にも良い感じとは言えません(でも毎年夏ごろからは調子を上げ、必ず1勝するというのはさすが)。それがなんと今年は開幕から5試合が、
2016年
位
位
位
勝
位
と絶好調なんです(もっか賞金ランキング2位!)。
もちろん、ツアープロ転向後、デビュー年にシードを獲得し、翌年から毎年1勝以上、30歳ですでに14勝している、スーパーゴルファーですから、これぐらいは当たり前かもしれません(海外挑戦もしてほしい!)。
去年2015年も、夏の「KBCオーガスタ」の優勝以後はベストテンに7回入り、賞金ランキング3位まで爆上げしましたしね(まさに”夏以降の男”の面目躍如だったわけです)。

今年の絶好調の要因は、選手会長の重圧&多忙さからも解き放たれたからなのでしょうか。いやいや、私はなんと言ってもファッション改革がその一因にあると思うんです(私が思いたいだけなんですけどね)。
根拠?…と、とくに根拠はないのですが、精神的な要素の大きいゴルフはイメージチェンジは意外と良い影響を与えているのかもなんて…。それにミーハーな”へたれゴルファー”としてはそこに一因をもっていくと、今後の池田勇太プロの活躍を見るのがいっそう楽しみかなと。それに男子ツアーを観る楽しみにもなると思うんです。
もちろん、ボミちゃんやハヌルちゃんのファッションも気になりますが、今年のファッションリーダーはなんと言っても池田勇太プロです(私だけでしょうか)。あっ、マネーランクリーダー(賞金王)でした。”若大将”応援してます!!
この記事を書いたライター

東龍太郎
1年中カラダのどこかが痛い満身創痍の“へたれゴルファー”。アマならではの、ゆるいゴルフネタをご提供!
http://golfee.jp/