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1ヤードは0.9144メートル!でも実はヤードは時代遅れ?~ゴルフの距離表示の基礎知識~

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TRACKMANで弾道測定してきた

こんにちは。

ゴルフィ公式ライターのrinokamです。


rinokam【ゴルフィ公式ライター】

rinokam【ゴルフィ公式ライター】

某トーナメントコースでのキャディ歴10年で1万人以上のゴルファーを観察。ゴルフの面白さを、キャディとゴルファーの両目線でお伝えします。



日常生活では、ほとんど使う事のない”ヤード“という単位ですが、ゴルフの距離は”ヤード”で表示されています。

ピンまで残り140ヤードは分かりますが、残り128メートルと言われてもピンとこないですよね。

それぐらい、”ヤード”はゴルフの世界では、身近で体に染みついた単位です。


しかし、これは世界的にみて少数派だったってご存知でしたか?


今回は、ゴルフでは欠かせない距離表示”ヤード”について調べてみたいと思います。




1ヤード=0.9144メートル

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後述しますが国際単位系で、1ヤードは0.9144メートルとなっています。だいたい×0.9と覚えている方もいらっしゃると思います。

ですのでおおよそ、100ヤードが約90メートルと考えると良いでしょう。150ヤードですと、約135メートルですね。




ヤードを使うのはアメリカと英国と日本だけ

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ゴルフ発祥の地(※諸説あります)英国や、アメリカから日本にゴルフが輸入され、”ヤード”という表示がそのまま使われているのは、当然と言えば当然なのですが、実は現在では、ほとんど採用している国はありません。


英国を除くヨーロッパ各国、オーストラリア、そして、韓国や東南アジアなども含むアジア全般と、ほとんどの国が”メートル”表示をしています。


“ヤード”を使っているのは、アメリカと、英国、そして日本ぐらいなのです。かなりの少数派ですね。


筆者も、”メートル”表示の国があるのは理解していたのですが、あくまでも”ヤード”が多数派だと思っていました。

PGAツアーを開催し、ゴルフ大国であるアメリカの影響が大きいので、そのような気がしていたのですが、驚きですよね。




国際単位系はメートル

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国際単位系というものがあります。簡単に言うと、「国それぞれで色々な単位がありますが、それでは不便なので、みんなで同じ単位を使いましょう。」という決まりです。


例えば、時間は「秒/S」、長さは「メートル/m」、重さは「キロ/kg」を使いましょう、というものですね。


日本でももちろん採用されています。


ですからそれに伴い、ほとんどの国でゴルフも”ヤード”から”メートル”へ表示が変わっていったのです。

国際単位系を積極的に採用しないアメリカや、未だに”ヤード”と”メートル”の併用表記が多い英国は、まだ理解ができるのですが、なぜ”メートル”表示が浸透している日本で、”ヤード”が残ってしまったのでしょうか?




日本ではなぜか定着しなかった「メートル」

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実は日本でも1970年代後半に一度、距離表示を”メートル”表示に変更したことがあります。年輩のゴルファーの中には、覚えていらっしゃる方もいるかもしれません。


ゴルフ場や練習場の距離表示をはじめ、競技の設定やスコアカードの印刷物など、すべてを変更したので、大変な作業だったと聞いています。


しかし、結局はゴルファーの反発にあい、わずか10年足らずで、また”ヤード”に戻すことになったのです。


アメリカで浸透しなかったことが、日本にも影響したのでしょうが、結果、世界的には取り残されることになってしまいました。




最後に

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筆者は以前、ゴルフトーナメントで、デンマーク選手のキャディをしたことがあり、その際にプロが”メートル”で計算していたことに気づき、戸惑った経験があります。


その時は、「何故ヤードで考えないの?それが普通でしょ!」と思っていたのですが、とんでもない誤りでした。


最近は外国人プロ用に、メートル表示のコースガイドも作られるようになりましたが、まだ日本では”ヤード”のみが使われている状態です。


しかし、今後の流れから考えると、再度”ヤード”から”メートル”へ変更される可能性は大いにあると思います。


2016年開催のリオデジャネイロオリンピックで、112年ぶりにゴルフが正式競技として復活しますが、その際には是非、距離表示にも注目して観戦してみてください。



この記事を書いたライター

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某トーナメントコースでのキャディ歴10年で、1万人以上のゴルファーを観察。ゴルフの面白さを、キャディとゴルファーの両目線でお伝えします。

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