2016.4.29
ゴルフで健康になろう!看護師プロゴルファーが教える 「糖尿病とゴルフについて」

※この記事は2015年9月28日に公開された記事を再編集しております。
こんにちは。 看護師プロゴルファーの愛甲和矢です。
今日は、国民病と言われている “糖尿病”について書きます。
糖尿病、または同伴者が糖尿病の時も以下の点に注意してゴルフを楽しんでいただけたらと思います。

現在の日本は飽食の時代と言われ、食べようと思えば、いくらでも食べることができます。
食糧不足で、生きるために如何に血糖値を上げるかについて悩んでいたのは少し前まで。
今では、如何に血糖値を下げるかが問題になっています。
もともと人間は血糖値を上げるのは得意ですが、下げるのは苦手だと思います。
血糖値を上げるホルモンは5種類あるのに対し、下げるホルモンは”インスリン”の1種類しかないからです。
人間の長い歴史の中で、血糖値を上げる必要はあっても下げる必要はありませんでした。
ですので、そのように人間は進化したのではないかと思います。
糖尿病の方でゴルフ時に一番怖いのは
低血糖
です!
低血糖になると、冷や汗・空腹・震え・動悸・顔面蒼白・脱力感などの症状が出現し、重症な場合は意識を失うこともあります。

ゴルフは思った以上に体力を使います。
低血糖にならないためにも、朝食をいつもよりしっかり食べることをオススメします。
米などの炭水化物を摂るといいですね。
ラウンド時は、常にアメやブドウ糖を携帯しておくと良いでしょう。
症状が出そうな時は、早めに補給してください。
初めて回る方とのラウンドの場合、最初に同伴者にも糖尿病であることを伝えておくと良いでしょう。
いざという時に対応がスムーズになります。
糖尿病の方はもちろん、同伴者も注意する必要があります。
同伴者の方は、少しでも様子がおかしいなと思ったらアメやジュースを勧めてください。
ゴルフはとてもいい運動ですので、低血糖に注意し、楽しいゴルフをしていただけたらと思います。

糖尿病の予防・改善には、食事と運動がとても大事です。
普段の食事で簡単にできる糖尿病の予防・改善方法についてお話します。
それは、
野菜を先に食べる
です。
たったこれだけで血糖値の上昇が穏やかになります。
勿論、運動も大事です。
忙しい毎日の中でも、 工夫して運動習慣を取り入れてください。
元気で長くゴルフをするためにも、是非意識して行っていただきたいと思います!
ゴルフは大学から始めました。
ゴルフ部に入り毎日練習し、多い日は1000球以上打つ日もありました。
大学卒業後は千葉県のゴルフ場にアルバイトで入り、仕事が終わったあと練習していました。
ゴルフ生活を4年間続け、平成22年に叔父の勧めで、茨城県日立市の病院に就職することになりました。病院で働くことがきっかけで、看護師を目指すことに。
そして、2年間看護学校に行き、厳しい実習を乗り越え、無事に卒業しました。
その後ゴルフを再開し、ティーチングプロテストに合格しました。
1年間の講習会を経て、平成27年1月にプロゴルフ協会に入会しました。
現在は、医療法人祥仁会秋田南クリニックで准看護師として働きながら、ゴルフのレッスン活動をしております。
初心者から上級者までレッスン随時受付中です!
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この記事を書いたライター

愛甲 和矢(看護師プロゴルファー)
PGAティーチングプロであり准看護師でもある日本でただ一人の看護師プロゴルファー。現在は、医療法人祥仁会 秋田南クリニックで准看護師とし…
http://aikou-golf.com