2017.10.25
ゴルフは素振りで上手くなる!効果的な練習方法とは?

こんにちは!ゴルフィ編集部です。
ゴルフの練習場に行かなくてもできる練習と言えば”素振り”ですね。
ゴルフにおいて素振りは非常に大切な練習のひとつです。素振りはゴルフに使う筋肉を鍛えることになりますし、自分のゴルフスイングのフォームを作る基礎になるからです。
ただ、素振りを漠然とやっているだけでは、効果的な練習にはなりません。それに素振りは単純な練習ですので継続するのがとても難しいです。
単調な素振りですが、少し工夫するだけでおもしろい練習にもなりますし、効果も上げることができます。
今回は、効果的なゴルフの素振りについて解説していきます。
ゴルフの練習というと、練習場でボールを打つことが効果的だと思っていませんか?
練習場でボールを打つことも大切な練習方法ですが、実は素振りは実際にボールを打つよりも効果的な練習方法なのです。
なぜ、素振りがゴルフ上達に効果的であるのかというと、ボールを打たないからです。ゴルフが上手い人は必ずスイングの再現性が高いです。常に同じリズムで素振りのようにスイングしています。
ところが、ゴルフが上手くない人はリズムがバラバラで素振りのようにスイングすることができません。それは、「ボールにクラブを当てに行くことだけに集中してしまう」からです。
ボールがない素振りは、”当てに行くこと”をしないため理想的なスイングをしやすいですから、反復することで自分のスイングを作ることができます。
毎日素振りをすれば、確実にヘッドスピードを上げることができます。なぜなら素振りは、ゴルフスイングに必要な筋肉を鍛えることができるからです。
効果的な素振りの1つ目は連続素振りです。
①アドレスします。
②バックスイング→トップ→フィニッシュ(普通の素振りです)
③フィニッシュからアドレスせずにバックスイング→トップ→フィニッシュ
これを何度も繰り返します。
連続素振りのメリットは無心になることができ、自然とスイングに必要な動きが身につきます。
連続素振りの効果
●軸が安定する
●リズムが良くなる
●切り返しのタイミングが自然と身につく
効果的な素振りの2つ目は水平素振りです。
①アドレスからクラブを肩の高さまで持ち上げる
②その位置で水平に素振りする
このような状態で素振りをすると、オーバースイングの防止になります。さらに、水平に素振りをすることで手首を返す感覚を掴むことができます。
スライスが多い人、オーバースイングになっている人におすすめの練習方法です。
水平素振りの効果
●オーバースイングの防止
●手首を返す感覚を掴める
効果的な素振りの3つ目はタオルを挟んだ素振りです。
ゴルフスイングにおいて、やってはいけないのが手打ちです。そして、手打ちになるときは、脇(特に右脇)が開いてしまっていることが多いですね。
これを改善する素振りの方法は、タオルを両脇に挟んで素振りをするだけです。素振りの最中にタオルが落ちたら、手打ちになっているということになります。
また、タオルを両脇に挟むことで体をしっかりと使ったバックスイングやダウンスイングが身につきます。
両脇にタオルを挟むことで手だけでバックスイングをしたり、手だけでダウンスイングをすることが難しくなりますので、自然と両手と体の一体感が出てきます。
実は、この両手と体の一体感はゴルフにとって最も重要とも言える部分でもあります。
昔からある効果的な素振りの練習方法です。
タオルを挟んだ素振りの効果
●手打ちの防止
●腕と体の一体感がわかる
効果的な素振りの4つ目は素振り用アイテムでの素振りです。
スイング トレーナーなどの素振り用の練習器具を使うことも効率的な素振りの方法です。飛距離アップに必要不可欠であるといわれる”シャフトのしなり”を覚えることができます。
スイングトレーナーは先端を重くしシャフトを柔らかくしてあるので、普段の素振りでは気が付かないシャフトのしなりを体感できます。
スイング トレーナ-では、左足前でスイング トレーナーをしならせるように素振りをすることでクラブのリリースのタイミングを覚えることができます。
素振り用アイテムでの素振りの効果
●シャフトのしなりを体感できる
●クラブのリリースのタイミングがわかる
いかがでしたでしょうか?
今回は、効果的な素振りの方法をいくつか紹介しましたが、それぞれの素振りにはしっかりとした目的があります。
やはり、ただ漠然と素振りをするよりは、しっかりと自分の弱点を見極めてそれに合った素振りをするとかなり効果的にゴルフが上達するはずです。
この記事を書いたライター

ゴルフィ編集部
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