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ゴルフでイメージトレーニングはこんなにも大切だった!ショット前のビジュアリゼーション

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TRACKMANで弾道測定してきた

※この記事は2015年10月16日に公開された記事を再編集しております。


こんにちは。ゴルフィ公式ライターのリコベルです。


リコベル

リコベル

欧州ベルギー在住。ゴルフ大好き。日本とは勝手が異なる海外のゴルフ事情やコーチングの資格を生かしたゴルフとメンタルの関係など発信して行きます。



有名なスポーツの選手は、自分がどんなプレーをするのか、常に強くイメージしていると言われています。

彼らは毎晩眠る前に、自分が優勝する場面を繰り返し映画のようにしてビジュアリゼーション(視覚化)したり、プレー中も常に頭の中に自分が起こしたいと思う結果や行動をクリアに描いています。

今回は、イメージトレーニングの大切さについてまとめました。



人間の脳は、現実と想像の区別が付かない
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人の脳は、今実際に起こっていることと、想像の中で起きていることの区別をつけることは出来ません。全て、「今起こっていること」として体は反応します。


例えばドライブ中に誰かが、「この先、ひどい渋滞になっているらしいよ」と言えば、多くの場合、言われた人の体は反応を起こし、血圧が上昇したり息が荒くなったりします。


実際には渋滞に入っていませんし、その先に渋滞がないかもしれません。ですが体は、そのことがあたかも現実に起こったかのように反応します。


その他、気が重い仕事や予定があると、その前日からなんとなく気分が上がらなかったり、胃の辺りが痛みを起こすのも同じ理由です。


このことを、アメリカのマルクスウェル・マルツ博士は、著書「潜在意識が答えを知っている」の中で次のように書いています。


”仲間うちで、誰かをこっそりターゲットに決め、そのターゲットにひとりずつ、「ボブ、気分が悪いんじゃないの?」「ずいぶん顔色が悪いね」と話しかけていく。ボブは、やがて洗面所に入って鏡をのぞきこむ。ほどなく気分が悪くなり、体が弱ったような気になる。ついには本当に病気になって寝込んだり、家に帰ったりすることもある。このように人間の神経系は、「イマジネーション」での体験と「現実」との体験を区別することができないのである。(中略)要するに、私たちのイメージを上手に使う方法を身につけさえすればいいのである。” (潜在意識が答えを知っている!マルクスウェル・マルツ著)


脳が現実と想像を区別できないということは分かりました。


では、それを実際にゴルフに役立たせるにはどうしたら良いのでしょう?



ジャック・ニクラウスとベン・ホーガンのイメージトレーニング(ビジュアリゼーション)
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ゴルフの帝王、ジャック・ニクラウスは次のように語っています。


”鮮明な映像を頭の中に描かずに、ゴルフのショットをすることは決してない。これは練習の時でも同じだ。ショットの前に、まず自分のボールをどこまで運びたいのかを決め、そのボールの弾道と最終地点を思い描く。次に、先ほどのイメージを現実のものとするスイングをしている’シーン(場面)’を思い描く。(ジャック・ニクラウス)”


ジャック・ニクラウスの使う言葉、’シーン(場面)’から分かるように、彼はショットを打つ前に、これから起こるだろうことを映し出す自分の映像を見ています。


それは、あたかも自分を外側から見ているようなイメージ。今いる自分から一歩外へ出て、鮮明に打ちたいショットとスイングをイメージ(想像体験)します。


その後再び自分の中に戻り、今度はイメージしたものをそのまま行うだけ。一度鮮明に想像したものが現実に起こったものとして彼の脳には残り、それと同じことを実際の行動で’繰り返す’デジャブのようなものだそうです。


「脳が現実と想像を区別出来ない」ということを上手に利用しています。

ジャック・ニクラウスの頭の中では、ショットを打つ前から、すでに打ったものとして脳の中で体験しているのです。


あのベン・ホーガンも、『どのショットも、必ず打つ前に頭の中でリハーサルをしていた』と、Time Magazineで紹介されています。

彼のイメージの中では完璧なショットを思い描いています。

「ボールがクラブヘッドに当たる瞬間の感覚、完璧なフォロースルーまでを思い描いたら、あとは実際にボールの前に立って、イメージしたものをそのまま、筋肉の記憶に任せて打つだけだ」と。



練習の時もイメージを忘れない
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ビジュアリゼーションは、コースだけのショットに使うものではありません。練習場でも同じです。


ジャック・ニクラウスが話していた通り、自分がこれからどんなショットをしようとしているのか、どんな弾道のボールを打ちたいのか、練習場でも1球1球ビジュアリゼーションをすることは大切です。

しっかりと目的を持って練習をするのと、ダラダラと目的なしに練習するのとでは効果はもちろん異なります。


また、人間の筋肉は、運動時間を45分過ぎると記憶しなくなると言われています。練習場で1時間半、休みなくボールを打ち続けたとしても、後半の45分の内容は筋肉の学習にとっては無意味なものとなってしまうわけです。

長時間練習するのであれば、45分打った後にしばらく休憩をして、再度45分の練習に戻る方が効果的です。


人の集中力も50分~60分が限度と言われていますから、その点からもやみくもに何時間も練習するのではなく、一度休む方が脳にも体にも良いということになります。



次のラウンドでさっそく試してみましょう
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もちろん全てのショットが自分の思い描いた通りには行きませんが、何も考えずに打つショットと比べたら、結果は雲泥の差です。

イメージを描く前に、「どこに、どのようなショットを打つ?そのイメージは?」と自分に対して質問を投げかけるのもひとつの方法です。

思い描く映像の中へ入り込めれば入り込めるほど、集中力も上がり思い描いたショットが出る確率も上がると言われています。


早速次のラウンドから試されてみてはいかがでしょうか。



この記事を書いたライター

リコベル【ゴルフィ公式ライター】

リコベル【ゴルフィ公式ライター】

欧州ベルギー在住。ゴルフ大好き。日本とは勝手が異なる海外のゴルフ事情やコーチングの資格を生かしたゴルフとメンタルの関係など発信して行きます。

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